来場者の声ー
抽象度の高い簡潔な色合いの絵と安心感のある音楽で、日常から意識を開放してくれました。
例えると、体内細胞がクラシカルな音楽と共鳴するように動いていているようで、その表現も面白かったです。
また、もう一つの楽しみ方がありました。正面のスクリーン映像が、床タイルにも反射して動いているという、もう一つの世界を、一人楽しんでいました。
事前に見た静止画では抽象的な印象を受けた映像も、実際に視界のほとんどを映像が占めるとまるで顕微鏡を覗くような感覚に変わった。ミクロな視点で捉えられた微細な動きやリズムを目で追っているうちに、気づけば40分間の鑑賞があっという間に過ぎていた。
鑑賞中は、映像を見ているはずなのに、むしろ自分の日常を振り返り、記憶を辿るような時間だった。
鑑賞後、映像そのものに印象的な場面を思い出すことはできず、言葉で説明するための手がかりがほとんどない。
派手な変化や激しい動きがない代わりに、わずかに揺れるような動きが続き、意識がゆるやかに解放され、思考が自然と過去へと向かうような感覚を覚えた。
普段、美術作品を鑑賞するときは、目の前の作品に没入し、自分とは異なる感覚や視点に出会うことが多いが、この作品は鑑賞を通じて自分自身の記憶と向き合わせる時間のように感じた。
作品の中に入り込むのではなく、作品を媒介にして自分の内側に意識を向けるような体験で新鮮だった。
鑑賞者の意識を内省へと導く仕掛けのように感じられたが、「意識的に振り返る時間を持つこと」の大切さを改めて感じさせてくれる作品だった。
“ティム・ポーターの作品は、抽象的で美しい光と色の表現が特徴の一つである。今回の映像作品は、Neo Ippei1階の暗い部屋で鑑賞する形式だったため、没入感がより強まった。「瞑想の音色」というタイトルが秀逸で、単に映像を観るだけでなく、氷点下の外の寒さから薪ストーブで温められた薄暗い部屋へ入り、暖かい光に包まれながら、見知らぬ人たちと並んで焦点の定まらない抽象的な映像に浸る——その体験そのものに価値があった。”
何の場面なのかなとぼんやり考えながら観ていました。
ある場面がサーモグラフィーの画面のように見えてきて、
「そういえば今私の右半身はストーブであたたかくて、左半身は冷たいな…お茶を飲むとどこの体温が変化するかな…」
と作品と自分をリンクさせるように楽しみました。
ある場面は、幼い頃に見た蛾の幼虫の模様に似ていて、幼虫を割り箸で掴んで退けた記憶や昔の家の記憶など、嫌な思い出も楽しい思い出も一緒になってよみがえってきました。
思わぬ形で、
自分の体や思い出と向き合うことになりました。
真冬の帰り道、そこはたまに通る場所。確かそこは料理屋だったような?一平と書かれた暖簾をくぐると、そこは不思議なアート空間。
薄暗い部屋に流れるバッハの調べと鮮やかな色合いのアート映像。薪ストーブの何とも暖かい炎の色が気持ちを穏やかにしてくれる。
この空間に居合わせた誰もが、話が弾むのは何故だろう。
・ピアノ演奏をこのように鑑賞するのは初めてでした。演者を前にして鑑賞もよいのですが、新感覚で楽しめました。リラックスできたのかもしれません。
・音楽に合わせて、穏やかに、そして激しく動く、何やら生きているような色細胞?!途中、そんな風にも見えてきて可愛らしくも思えました。
・アート映像で用いられている色や形が、漆塗りのようにも見えて、それらの作品とコラボするのも素敵だと思いました。
・次々に変化していく映像と穏やかな音楽の組み合わせがとても綺麗でした。
会場のお洒落な雰囲気にも合っていて、落ち着いた空間でじっくりと作品を楽しむことが出来ました。
・映像と音楽と会場の雰囲気がマッチしていたのはもちろんですが、さらに薪の匂いが演出をプラスしていました。
・展示をしていない時は、座敷が残っており、昔の一平を懐かしく思える雰囲気でしたが、真っ暗になり映像が始まると、
会場全体が映像に包まれ、音楽と共に引き込まれました。季節がら、ダルマストーブ、薪ストーブをつけていたので、
映像に暖色が加わり、より幻想的でした。
正直なところ、1時間のアート作品の上映と聞いて、「途中で飽きるかもな」と思っていました。けれど、そんな心配は杞憂でした。気づけば最後まで夢中になっていて、時間の流れすら忘れるほど。なぜそんなにも楽しめたのか?振り返ると、いくつかの要素が際立っていました。
_規則性があるようでない映像
秩序があるようで、でも次の瞬間には予測を裏切る展開。その絶妙なバランスが、脳を心地よく刺激し続ける。
_音楽との調和
映像と音楽が互いに呼応し、一体となることで生まれる没入感。音が映像を引き立て、映像が音を際立たせる。
_映像の情報量の多さ
画面の中に詰め込まれた細部までのこだわり。どこを切り取っても意味があり、見るたびに新たな発見がある。
_色使いのセンスの良さ
鮮やかでありながら、決して派手すぎない絶妙なカラーバランス。目が喜ぶ美しさに、ただただ魅了される。
こうした要素が絡み合い、1時間がまるで数分のように感じられたのだと思います。単なる“鑑賞”ではなく、まるごと“体験”するものだったのです。
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変化を追おうと、意味を捉えようと、何かを得ようと、考えれば考えるほどそれがこの壮大な宇宙のうえではちっぽけな物なんだと体いっぱいに感じられる、不思議な体験をさせていただきました。
時代や地域や次元を超えた空間に、ただ”今”その瞬間にいる10人の観覧者と高砂さんと薪ストーブと猫。それらが即興で作り出す空間の温かさが、この宇宙の全てに感じられる、幸せな1時間になりました。
日々の仕事やプライベートを少しだけ忘れて、ぼーっと何もしないをする時に、通いたいなと思いました。
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色によって自分の感情が変わっていくのがわかった。私はマゼンタ、イエロー、ホワイトが映った時に気分がとてもあがっていった。いつも優柔不断だけども、ものを選ぶ時に困ったらこれらの色を今後は選ぼうと思う。あっという間の1時間だった。
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3回くらい見させてもらったけど、見るときの自分の気持ちの状況に応じて、いろいろな見方・解釈が出来て楽しかった。
音楽も相まってとっても落ち着く。私は真っ暗なところにたき火の火みたいにじわじわしてるやつと、でっかい水のかたまりみたいなやつが、心が落ち着く感じで好きだった。
ただ、ずっと健康状態が良くなかったので、また健康なときにも1回見たかった笑
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映像瞑想という初めてのジャンルに触れることができて新鮮な体験でした。 音楽とリンクする色の動きに注目したり、この色合わせは好きだなとか、このリズムはこう表現するのねとか、けっこう考えながら見てしまったので、瞑想できていたかどうかは怪しいですが、面白い体験でした。 ネオ一平の1階部分の変化にも驚きました。サグラダファミリアのごとく変化していくネオ一平にも興味津々です。映像も綺麗で、サイズ感も迫力があって、これからの展示も楽しみです。ありがとうございました。
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瞑想できました 飽きないのが不思議でした、時々違うこと考えて 切り替わりで映像に戻って、音楽も相まって集中できて これマインドフルネスやんって思いました この時間は他のことできないのはもちろん、映画と違ってついていく必要もなく たっぷり瞑想できるから、仕事が多くて余白がない人にこそおすすめだと思いました!
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視覚と昇格絵お刺激され、ゾーンに入るような不思議な体験。頭を空っぽにしてスマホも気にしない。そういう時間、久しぶりかも。
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人の細胞のような、津軽塗のような、人類の歴史のような
意識と無意識の間を揺らぎながら漂う面白い感覚
薪ストーブの熱で暖められた空間ごと作品のようでした
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neo ippeiのあの空間だからこその映像の迫力、音の迫力を浴びることができて、心が忙しくなったと思えばいつのまにかぼーっとしてる自分もいて。
思いのほかあっという間に終わりました。
音楽によって動きの変わる映像を見て、自分の身体のなかの細胞や血もきっと外部の音によってこんなに活発になったりおとなしくなったりするんだろうなと思いました。
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『ゴルトベルク変奏曲』にシンクロナイズした、コンピュータ•アニメーションである。ゴルトベルクは静かに始まり、途中では激しく盛り上がり、再び静かに終わっていく。アニメーションはこの曲調に見事に調和していた。
アニメーションは隅々まで生き生きとしていて、飽きさせない。じっと見ると、全てが常に動いているが、同時に全てが静止しているようにも見える。また画面のあちこちでは細胞分裂を思わせる動きがある。私はここに「生命」があると感じた。また、これを原子核、原子、分子と見立てて、それをスケールアップすると、これは一気に「宇宙」と見ることもできる。自分がこの宇宙の中にいると、私は思った。
現代人の私たちは人間関係に疲れている。これを癒すためには、ヒトから離れ、自然の中に身を置くのが最も効果的だ。このゴルトベルク•プラス•アニメーションも、恐らく人の疲れを癒す力を持っていることだろう。見終わった後に、まるで生まれ変わったような感覚を覚えた。
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やっと出会えた。デジタルアートと音楽のマッシュアップ。感じたままそこにいればいい。説明はいらない。現代アートとクラッシック音楽の組み合わせというのもグッとくる。体験を3回した。毎回、新しい発見がある。それは作品の中にあるときもあるし、自分の中にあるときもある。面白いことに後ろから作品を体感している人を見て発見するときもある。あるときは主役になり、あるときは背景にもなる。頭の中、いっぱいに詰まっていたゴミが宇宙へと消えていった。たましいが喜んでいるのがわかる。
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「瞑想=静かな内省というイメージを覆す、全く新しいアート体験でした。16の異なるテーマが、血液の流れや夜景、さらにはウォータースライダーのようなダイナミックな世界を展開し、見るたびに新たな発見と驚きを感じさせてくれます。映像と音が織りなす多層的な世界に浸ると、まるで自分自身がその一部になったかのような一体感を味わえました。